NTTレゾナントと三菱総合研究所は23日、両社協業で運営する小学生向けポータルサイト「キッズgoo」において、小学生の子どもを持つ保護者を対象に実施した「第5回小学生のインターネット利用に関する調査」のアンケート結果を発表した。結果によると、約3割の子どもがネット上で知り合った相手とコミュニケーションをとったことがあるという。

アンケートは、「キッズgoo」を利用する小学生の子どもを持つ保護者2,000名(男性:36.8%、女性:63.2%)を対象に8月24日~9月10日の期間中に実施された。

アンケート結果によると、自宅でインターネットを利用する子どもがいる家庭の94.5%がブロードバンドを導入しており、そのうち約4割が光回線を利用している。子どものネットデビューは3~5歳が最も多く26.9%。0歳から小学3年生までを合計すると、66%の子どもが小学校低学年の段階でインターネットを経験済みだという。

家庭でのインターネット接続環境

インターネットを利用し始めた学齢

ネット利用時間は約5割が週に1時間未満だが、8.2%が週7時間以上利用していることがわかった。利用目的の1位は「ゲーム」(55.4%)、2位は「勉強のための検索」(49.9%)、次いで「娯楽・興味に関する検索」(49.5%)。このほか、「E-メール」(14.5%)、「自分のホームページやブログにて情報発信」(5.6%)、「掲示板やSNSなどのコミュニティー利用」(3.4%)、「チャット」(5.3%)など、コミュニケーションを目的としての利用もあり、約4人に1人(25.5%)がネット上で知り合った相手とコミュニケーション経験があるという。

自宅でのインターネット利用目的

コミュニティを利用する際の相手

ネットや情報モラル教育は学校より家庭で行うのが適当と認識している家庭が73.3%で、実際に接続時間や閲覧するホームページなど、ネット利用のルールを設けている家庭は62.2%だった。また、PC操作法などの教育を行っている親は51.8%おり、このうち教育をする際に参考にしているものは「親の経験や知識の範囲内」と回答したユーザーは72.8%という結果から、同社では「より親自身の経験や知識に依存してきている傾向にあるようだ」と推測した。

自宅でネットを利用する際のルール

学校以外でのPCやインターネット教育時に参考にしているもの

子どもにとって好ましくない情報を自動的に遮断する「フィルタリング機能」の認知度は75.5%であるも、実際の利用は16.6%と2割を切った。「不適切なページにアクセスしないと思っているので必要ない」(47.3%)と、親が子供を信頼していることが伺える一方、親の危機意識がやや低いとも言えるのではないか、と同社は指摘している。

フィルタリング機能(サービス)の利用について

フィルタリング機能(サービス)を使っていない理由

調査結果の詳細は「goo Research ポータル」で確認できる。