8日(米国時間)、The AquariumにおいてRuby on RailsのコンテナとしてGlassFishを使う方法が紹介されている。Ruby on RailsにはもともとWEBrickというWebサーバアプリケーションが同梱されており、開発時に簡単にアプリケーションの試験をできるようになっているが、紹介されている手法はこれをGlassFishに置き換えようというものだ。

具体的にはGlassFish Gemを使ってRailsとGlassFish v3を使う方法だ。JRubyをインストールした状況で次のようにコンポーネントをインストールするだけでいい。あとはRailsアプリケーションを作成して実行すれば、WEBrickのかわりにGlassFish v3が動作する。

> gem install rails
> gem install glassfish
> gem install whatever else you need

WebアプリケーションとしてGlassFish v3を使うと、開発と運用で同じコンテナを使いやすいという特徴がある。JRubyとGlassFish v3を使うため実用実績の面で未知数だが、将来的には可能な組み合わせのように思える。