大塚商会は3日、中堅・中小企業向けのセキュリティアウトソーシングサービス「FMS/FortiGate フルバンドル」を発表、4日より提供開始する。

同サービスはゲートウェイ機器のレンタルと遠隔監視サービスがセットになったもの。同社のセキュリティ監視センターが、24時間365日体制で遠隔地から機器の設定や運用の監視を実施する。同社の「FMS(ファイアウォール マネジメント サービス)」のひとつとして提供される。

レンタルされるゲートウェイ機器はフォーティネット社製の「FortiGate」で、複数のセキュリティ機能を1つにまとめたUnified Threat Management(UTM、統合脅威管理)の導入から運用監視までワンストップで提供する形となる。ユーザー企業の環境に合わせた各セキュティ機能の推奨値の設定および設置も行う。障害発生時には、大塚商会セキュリティ監視センターからユーザー企業に通報し、機器のリモートメンテナンスも実施する。必要に応じて、技術者が訪問して対応することもある。さらに、企業ごとに利用状況が異なるため、従来はリモートメンテナンスが困難だった「Webフィルタ」「スパムメールフィルタ」のホワイト&ブラックリストの作成/設定代行も行う。

「FMS/FortiGate フルバンドル」で提供されるセキュティ機能は、以下の通り。

  • ファイアウォール
  • ゲートウエイウイルス/スパイウエア対策
  • IPS(不正侵入検知/防御)
  • Webフィルタ
  • スパムメールフィルタ
  • Winny通信の遮断

価格は月額2万5,000円から。販売目標は初年度1,000台。

「FMS/FortiGate フルバンドル」のイメージ