Charlie Hubbard氏は26日(米国時間)、Flexjsonの最新版となる「Flexjson 1.5」を公開した。FlexjsonはJavaで開発された軽量なJSON(JavaScript Object Notation)ライブラリ。Apache License Version 2.0のもとでオープンソースソフトウェアとして公開されており、APIもシンプルで扱いやすい。Flexjsonを活用することでJavaオブジェクトをJSONデータとしてシリアライズできる。ディープコピーをシリアライズするのか、シャローコピーをシリアライズするのかを制御できるという特徴もある。

Flexjson 1.5はJavaオブジェクトからJSONへデータをシリアライズする機能が強化された。シリアライズ時にワイルドカードが使えるようになったため、include()またはexclude()の指定時にワイルドカードを使った汎用的な記述が可能になっている。また、フィールドのシリアライズされた値を変換する機能の追加やデバッグ用の機能の追加などが行われている。いくつかの重要なバグ修正も実施されていることからFlexjsonを使っている場合には1.5へアップグレードされたい。