情報ジャンキーの情報収集ツールとして欠かせなくなったオンラインRSSリーダだが、27日、livedoorから新しいアプリケーションが発表された。livedoorは1,000件を超えるフィードを登録しても快適に動作するオンラインRSSリーダ「livedoor Reader」を提供している。扱いやすいショートカット機能やlivedoorの提供しているほかのサービスと連携する機能を提供するなど、国内で高い評価を得ている。既報のとおり、2007年7月3日には英語版となるFastladderを発表するなど、海外へ向けた展開にも力を注いでいる。

話題のガジェットiPhone、日本ではまだ販売されていないため、iPod touchのみが類似の機能を提供しているガジェットに該当するわけだが、このガジェットが開発者の間で注目されている。先日GoogleからiPhoneに対応したRSSリーダ「GWT Feed Reader」が発表されたわけだが、Googleに限らずiPhoneやiPod touchへの対応を発表するサービスが後を絶たない。実際にWebサービスの開発に携わっているデベロッパはいわばITの先達者だ。iPhone/iPod touchはデベロッパの好奇心を惹いてやまないガジェットだからすでに購入されていることが多い。iPhone/iPod touchに向けた開発も自然と加速することになる。それが今のiPhone/iPod touch対応サービスの増加につながっている。

livedoorは同社人気のRSSリーダをiPhone/iPod touchに対応させた「livedoor Reader lite」を発表した。livedoor Readerの特徴を受け継いでいるが、新着チェック用に最適化されており、時間ごとに区切って新着が表示されること、レートとフォルダで絞り込みができるため新着チェックが容易なこと、読んだ記事は既読にならないことといった違いがある。また、livedoor Reader liteはJavaScriptがオフの状態でも使えるようになっているため、iPhone/iPod touchに限らずPDAのようなガジェットを使っている場合にも活用できる。livedoor Reader liteの発表はlivedoor ReaderのユーザのみならずiPhone/iPod touchのユーザにとっても朗報だ。最新のガジェットを手にしているユーザは一足先に試してみるといいだろう。