Appleは27日(米国時間)、Intel製CPUを搭載したMacintoshシリーズ各機種を対象に、ファームウェアアップデータを公開した。

対象となるモデルは、Intel製CPUを搭載したiMac(Late 2006 17/20-inch、Late 2006 17-inch CD、Late 2006 24-inch)、MacBook(Late 2006、Mid 2007)、MacBook Pro(Core 2 Duo 15/17-inch)、Mac Pro/Mac Pro(8-core)、Xserve(Late 2006)。

モデルに応じて「MacBook EFI Firmware Update 1.1」と「MacBook Pro EFI Firmware Update 1.4」、「Mac Pro EFI Firmware Update 1.2」と「iMac EFI Firmware Update 1.2」、「Xserve EFI Firmware Update 1.0」のアップデータが提供される。

アップデータの適用により、パフォーマンスと信頼性が向上するほか、Boot Camp使用時に発生する問題が解決される。なお、アップデータを適用するマシンには、最新のシステムであるMac OS X 10.4.10以降がインストールされている必要がある。

あわせて、上記モデルに対応したファームウェア復元用ユーティリティ「Firmware Restoration CD 1.4」も公開された。ファームウェアアップデートに失敗したときには、このユーティリティで作成したCD-ROMから起動することにより、ファームウェアを元の状態へと戻すことができる。