マイクロソフト中国R&D、人材豊富な深センに研究拠点を開設

    戴玉才  [2007/09/27]

    マイクロソフトの中国R&Dグループである微軟中国研究開発集団はこのほど、深センに研究施設を設置し、R&D活動を本格的に稼動すると発表した。

    深センに建設した新たな研究施設、深センキャンパスに入所するのは微軟亜州硬件中心(Microsoft Asia Center for Hardware:Microsoft MSCH)と、微軟移動互聯網技術(中国)研究開発中心(Microsoft Windows Live Mobile China:Microsoft WLMC )。Microsoft MSCHは2004年に設立され、主にキーボード、マウス、ゲーム、インターネットビデオ用ハードウェアの研究開発、デザイン、テスティング、生産管理などを担当している。Microsoft WLMCは2005年に設立され、主に中国市場と世界市場向けに「Windows Liveモバイル」製品とサービスを提供している。

    Microsoftシニアバイスプレジデント兼微軟中国研究開発集団総裁の張亜勤博士は、記者会見の席で深センキャンパスの設立理由について下記の3点を挙げた。

    1. 深センは世界のIT製造業の中心となっており、キーボード、マウス、Xbox、Zuneなどマイクロソフトのあらゆるハードウェアが珠江デルタで製造されている。
    2. マイクロソフトの協力パートナーが深セン及びその周辺に集中しているため、研究開発、製造などで連携をとりやすい。
    3. 深センには一流の大学があり、香港マカオに近いため、優秀な人材を獲得しやすい。

    張博士は将来、北京に70%、上海に20%、深センに10%の割合で微軟中国研究開発集団の人材を配置すると語った。また、現在は業務対象領域の80%が世界市場、20%が新興市場向けとなっているが、将来はその割合をともに50%とする計画も披露した。

    さらに張博士は、「深センの新拠点の設立と本格稼動は、マイクロソフトが深セン、華南地域の協力パートナーをいかに重視しているかを表している。微軟中国研究開発集団はこれからもこれらの有力パートナーと提携しながら、『中国智造、慧及全球(中国でイノベーション、その成果を世界で共有)』の戦略を展開していく」と述べた。

    関連記事

    関連サイト

    関連したタグ

    新着記事

    特設サイトの情報

      人気記事

      一覧

      イチオシ記事

      新着記事

      特別企画

      マイナビニュースマガジン