大手BIベンダーの仏Business Objectsは25日(現地時間)、テキスト分析ツール「BusinessObjects Text Analysis」と、検索ツール「BusinessObjects Intelligent Search」を発表した。電子メール、ドキュメントなどの非構造データに対応することで、意思決定の精度を改善し、リスクやビジネスチャンスへの理解をさらに広げられるという。

Text Analysisは、同社の「BusinessObjects Enterprise」「BusinessObjects Data Integrator」を補完するテキスト分析ツール。構造データと同じ感覚で、テキストデータから情報の自動抽出、カテゴリ化、サマリ化を行うことができる。220のテキストフォーマットと30の言語をサポートした。

Intelligent Searchは、Web、サブスクリプションサービス、企業コンテンツ、検索エンジン、BIシステムなど、社内・外のリソースから情報を検索できる機能。抽出機能により取得した情報を、さらに人、場所、イベント、コンセプトなどのテーマ別にフィルタリングできるため、関連するドキュメントを効率よく見つけ出し、意味あるビジネス情報に変えることができるという。

両製品とも同日提供を開始した。