パイオニアはDVDプレーヤー「DV-800AV」を発表した。発売は10月下旬で、価格はオープン。推定市場価格は7万円前後。

音質、画質ともにアップした多機能プレーヤー「DV-800AV」

DV-800AVは、幅広いメディアに対応するDVDプレーヤー。同社では、今年4月に、DV-600AVなどのDVDプレーヤーを発表しているが、今回発表したDV-800AVは、それらの上位グレードとなる。モノコックタイプ筐体の採用、本体底面のスタビライジングプレートの重厚化による剛性アップと不要振動の低減、さらにシールド性能の強化により、ノイズと歪みの少ないクリアな音質を実現している。映像DACは、DV-600AVの108MHz/12bitから216MHz/12bitへとアップ。音声DACはバーブラウン製のPCM1796を6chすべてに採用している。

映像再生時には1080pへのアップスケールも可能。DivX/DivX Ultla/WMVなどの再生にも対応するが、これらのファイルも1080pへのアップスケールが可能だ。アップスケーリング機能はHDMI出力のみでなくD端子からの出力にも有効。

また、同社のDVDプレーヤーとしては初めてCECに対応。同社のCEC対応コンポーネンツと組み合わせることで、手軽な操作を実現する。

再生可能なメディアは、DVD Video、DVD Audio、DVD+-R/RW(DLにも対応)、ビデオCD、音楽CD、CD-R/RW(CDDA / ビデオCD / WMV / WMA / MPEG-4 AAC / MP3 / JPEG / DivX Ultra / DivX)。静止画の表示では、JPEG HDにも対応しており、デジタルカメラで撮影した高解像度の写真の再生も可能だ。