日産自動車は、10月24日の東京モーターショー・プレスデーで、新型「NISSAN GT-R」を発表する。このモデルは日産のテクノロジーフラッグシップモデルとして、世界中のあらゆる場所で高性能を安全に楽しめることを目的として世界的に導入されるもので、本年12月より日本を皮切りに販売開始する。価格帯は700万円台の後半からとなる模様。

NISSAN GT-R (マスク装着状態)

同モデルは、これまで「スカイラインGT-R」のネーミングで親しまれてきたが、新型車は歴代GT-Rの血統を受け継ぎながらも、日産自動車の持てる最高の技術をつぎこんだ同社を代表するモデルとして"日産"の名を冠し、「NISSAN GT-R」とした。この名称は同モデルのグローバル導入も視野に入れて決定されたものであるという。

日本市場では、すでに多数の問い合わせが日産に届いており、同社は詳細情報を明らかにする10月24日の正式発表を前に、9月26日よりNISSAN GT-R専用のグローバルスペシャルウェブサイトを6ヶ国語で立ち上げ、一部の情報を事前開示、同日より先行予約注文を開始することとした。本サイトではGT-Rの歴史などが閲覧できるほか、先行予約注文に関する情報を得ることができる。

また、同モデルの販売開始時には、サービス体制の充実を目的として、「日産ハイパフォーマンスセンター」を日本全国160箇所に設置する。これによりNISSAN GT-Rをはじめとする日産車ユーザーの満足度向上を図っていくという。