既報のとおり、最新版となるV2が公開されたGlassFishだが、はやくもアップデートリリースの情報が公開されている。

アップデートリリースで注力されるのはバグ修正とAIX プラットフォームのサポート。10月31日にソフトコードフリーズで機能をフィックス、11月14日にハードコードフリーズでバグ修正をフィックス、品質チェックとパフォーマンステストは2008年1月22日まで実施され、アップデートリリースは2008年1月8日になるとされている。2008年1月末にアップデートリリースが実施されると考えて更新計画や導入計画を立案しておくとよいだろう。

今後、GlasshFishの開発は次期バージョンとなるGlasshFish V3を中心に進められることになる。同バージョンではJava EE 6への対応が進められる予定だ。その間、V2系ではアップデートリリースが実施された後、V2.1のリリースが計画されている。細かい計画は変更される可能性があるが、大まかなスケジュールは変わらないだろう。V2系をシステムに採用する場合は、アップデートやEoL(End of Life)など、V2系の動向に注目されたい。将来的にはV3へのアップデートも加味しておく必要があるだろう。