富士通テンは、「ECLIPSE」ブランドのドライブレコーダー「DREC2000」を発表した。発売は10月中旬で、価格は5万2,500円。

事故の状況を記録するドライブレコーダー「DREC2000」

ドライブレコーダーとは、車が衝突や急ブレーキといった衝撃を受けた際に、車の周囲の映像を記録するというもので、迅速な事故処理に有効な機器だ。

DREC2000は、昨年11月に発売されたDREC1000の後継モデル。従来はCFだった記録メディアをSDメモリーカードにすることで、70(W)×20(H)×113(D)mmというコンパクトサイズを実現した。また、取り付けの方向や角度も自由に調整可能になり、幅広い車種に取り付けが可能となっている。

撮影される映像は、衝撃を受ける前12秒と、衝撃後の8秒間。映像だけでなく車内/車外の音声も同時に記録される。また、DREC1000では10fpsだった映像は30fpsに向上、搭載されているCCDは25万画素から27万画素へ、カメラの画角も、水平:134°、垂直:103°から水平135°、垂直105°へと広げられており、より確実に映像を記録することが可能となった。

また、オプションのケーブル(DRVO10:2,625円)を使用することでドライブレコーダーからの映像をビデオ出力することも可能。ナビなどと接続すれば、PCなどを使用せずに、その場で映像を確認することが可能となる。