アンテナハウスは10月中旬より、Web配布用資料やCDなどに同梱する操作説明書など、業務用PDFファイルを作成するPDF編集ソフト「アウトライナー」の最新版「アウトライナー2」を販売開始する。
「アウトライナー2」ではPDFの内容を解析して見出し項目を自動的に抽出し、しおりと目次を作成する機能を持つ。今回のバージョンアップでは、外部ファイルへの書き出し/読み込み時のデータ形式にXML形式を追加するほか、作成途中のPDFに別のPDFページを取り込む機能や既存の目次からしおりを自動的に作成する機能などが加わる。同製品で表示できるファイルは、PDF1.3～1.7仕様(Acrobat 4～Acrobat 8)に準拠したPDFだが、PDF1.7のパッケージ形式(複数のファイルを1つのPDFファイルとして扱う形式)には対応していない。
同製品の価格は29,400円、2007年8月以前に旧バージョンとなる「アウトライナー」を購入している場合は、バージョンアップ価格が10,290円、2007年9月以降に「アウトライナー」を購入した場合は、バージョンアップが無償となる。対応OSはWindows Vista/XP/2000 Professional(SP3以降)となっている。
