米Yahoo! がWebコラボレーションソフト開発のZimbraを買収

米Yahoo! は17日(米国時間)、Webコラボレーションソフト開発のZimbraを買収すると発表した。買収金額は約3億5,000万米ドル、買収完了後は米Yahoo! の全額出資子会社となるが、Zimbra CEOのSatish Dharmaraj氏は引き続きYahoo! でZimbraチームを率いる。

メールの送受信やスケジュール管理の機能をWebブラウザ上で実現するZimbraのサービスは、大学や企業などに広く採用されている。Webメールサービス分野で定評ある技術を入手したことにより、GoogleやMicrosoftなどのWebサービスを擁する企業との競争力アップが見込まれる。

今回の買収にあたり米Yahoo! CEOのJerry Yang氏は、「Yahoo! Mailを含む業界をリードする我々のコミュニケーション製品は、Yahoo! の今後の成長と成功に重要な意味を持つ。Zimbraが持つ豊富な才能と革新的技術は、コアとなるメールサービスの拡張を助け、強いリーダシップを持つ我々の立ち位置をさらに強固なものにしてくれることだろう」とコメントを寄せている。

Zimbraは、米サンマテオに本社を構える2003年設立の新興企業。Ajaxという言葉が存在しない創業当初からJavaScriptを活用した開発で知られ、Open Ajax Allianceの設立に参加するなど、オープンスタンダードなAjax開発環境の普及にも貢献。主力製品のWebコラボレーションシステム「Zimbra Collaboration Suite」は、2006年2月のサービス開始から1年で600万超のユーザを獲得、企業向けメール/スケジュール管理ツールとして急速に普及している。日本では、フィードパスによりローカライズされた「feedpath Zebra」が2007年にサービスを開始している。



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