米AppleがiTunes Storeで購入した音楽から着信音を作成・購入できるサービスを開始した。

iTunes 7.4からミュージックライブラリの項目で「着信音」を表示選択できるようになっており、iTunes Storeでは着信音を作成できる楽曲にベルの形の着信音アイコンが付けられている。楽曲購入の料金とは別に、着信音は1つ0.99ドルとなる。新たに購入した曲だけではなく、対応していれば購入済みの楽曲からも作成できる。

作成ステップは、まずミュージックライブラリで購入した楽曲の着信音アイコンをクリックする。着信音の作成・購入のためのiTunes Storeへのサインインが求められ、認証後、メイン画面の下の方にRingtone Makerが現れる。着信音として利用する範囲 (3~30秒)、フェードイン/フェードアウト、ギャップの間隔 (0.5秒/ 1秒/ 2秒/ 3秒/ 4秒/ 5秒)などを指定してプレビューするだけ。非常に簡単だ。完成したら[購入]ボタンをクリック。規約が示され、再度の認証プロセスを経て、着信音が作成される。ファイルは保護されたAACで、ビットレートは128kbps。m4rの拡張子が付く。iTunes Plusにも対象曲が広がっているが、9月11日の時点ではiTunes Plusの曲から着信音を作成するとエラーが発生する。

iTunes Storeで販売されている音楽、またはすでに購入した楽曲にベルの形のアイコンが付いていれば着信音を作成可能

着信音の作成は、購入ステップに進んだ状態で行う

Ringtone Makerで範囲やフェードイン/フェードアウトなどを指定し、プレビューで確認

iPhoneに着信音を転送する同期設定画面

iPhoneへの転送は、設定画面の着信音タブで同期する着信音を指定する。iPhoneでは設定のSoundsで着信音を変更できるほか、Contactsで各コンタクトに別々の着信音を割り当てることが可能。またClockのアラームやタイマーの音にも作成した着信音を利用できるので、Clock機能を備えるiPod touchでも使える可能性がある。