Open XML、ISO/IEC国際標準化投票で承認にとどかず

    Yoichi Yamashita  [2007/09/05]

    国際標準化機構 (ISO)は9月4日、ISO/IEC国際標準化の投票においてDIS 29500草案が認証に必要な票数を獲得できなかったことを発表した。DIS 29500は、Office Open XMLとしてMicrosoftが開発したオフィススィートのドキュメント仕様で、Ecma Internationalにおいて標準化された。Microsoft製品ではOffice 2007から同形式が採用されている。すでにISO/IEC国際標準に採用されているOpenDocument Formatへの対抗策として、Microsoftにとっては痛いつまずきとなった。

    早期承認(Fast-track)手続きにおける国際標準化には、ISO/IEC JTC 1の参加国の3分の2(66.66%)以上から承認された上で、参加国全体からの反対票を4分の1(25%)未満に抑える必要がある。DIS 29500への投票結果は、ISO/IEC JTC 1の参加国の承認票が53%、また全体の反対票が26%と、どちらも基準に達しなかった。

    今回の結果で国際標準化の道が完全に閉ざされたわけではない。関連するISO/IEC JTC 1のサブコミッティーが2008年2月にスイスのジュネーブで、BRM(Ballot Resolution Meeting)を行う予定だ。これは投票に付帯されたコメントの内容を検討し、指摘に基づいた草案修正の可能性について意見を調整する場となる。反対票を投じた国が修正提案を受け入れ、反対票を引き下げれば、基準の投票数を満たす可能性が残される。

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