W3Cは28日(フランス時間)、「Semantic Annotations for WSDL and XML Schema」をW3C Recommendationとして公開した。Semantic Annotations for WSDL and XML Schemaはメッセージの入出力構造、インタフェース、オペレーションなどを規定するWSDLのさまざまなポイントに対してセマンティックアノテーションを定義する規約。対応している規約はWSDL 2.0、WSDL 1.1、XML Schemaエクステンシブルフレームワーク。Webサービスのディスカバリやコンポジションの最中であってもスキーマタイプにおけるアノテーションは活用されることになる。

同規約は2007年7月5日(フランス時間)にProposed Recommendationとして公開されており、2ヵ月を経てW3C Recommendationとして勧告化されたことになる。WSDLやXML Schemaに対してセマンティックアノテーションを追加したい場合、同規約を参照するといいだろう。