OSSの仮想化ソフト「VirtualBox 1.5.0」がリリース

 

Innotekは3日、仮想化ソフトの最新版「VirtualBox 1.5.0」をリリースした。対応プラットフォームはWindowsとLinux。個人および評価目的の場合は無償利用できる商用ライセンス版と、GPLが適用されるオープンソース版の2種類が提供される。商用ライセンス版はバイナリパッケージ、オープンソース版はソースコードの形で提供される。Intel Macに対応した商用ライセンス版は、現時点ではバージョン1.4.1β2にとどまる。

今回のリリースでは、ホストOS側と区別なくゲストOSのウインドウを管理できる機能「Seamless Windows」が追加。サポートされるゲストOSはWindowsに限定されるが、競合する仮想化ソフトVMwareやParallelsと同等のWindows OSとの親和性を実現した。

ハードウェア層への対応も強化、シリアルポートの仮想化とIntel PXE 2.1ネットワークブートが可能になった。サポートされるゲストOSには、新たにWindows Vista 64bit版とOS/2 Warpが追加されている。Windowsゲストに最大2GBのメモリを割り当て可能になったほか、USBおよびフォルダ共有機能有効時のステータスランプが追加されるなど、設定や運用に関する機能の見直しが図られている。

VirtualBoxは、ドイツInnoTek社が開発した仮想ソフトウェア。仮想デバイスとリコンパイラの技術にはQEMU、GUIにはQtを利用するなど、オープンソースの技術を取り入れて開発が進められている。商用ライセンス版とオープンソース版の2種が用意され、前者はRemote Display Protocol(RDP)とiSCSI、USBおよびUSB over RDPをサポートするなど後者と機能差がある。

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