KDDI、沖縄セルラーは30日、au携帯電話の災害支援サービス「災害時ナビ」の普及を図る取り組みを実施すると発表した。30日より「災害時ナビ」のマップ情報が拡充されるほか、9月1日の防災の日、8月30日から9月5日までの防災週間に合わせ、無料体験版コンテンツの提供や防災イベントへの出展などを行う。

避難所マップ

帰宅支援マップ

立体防災マップ

災害時ナビ内の「航空写真マップ」、「地域避難所マップ」は、従来の東京23区に加え東名阪地域の主要都市を含めたマップへと拡大。「立体防災マップ」は23区に加え、名古屋市と大阪市が追加される。

また、8月30日から9月30日までの期間に、「帰宅支援マップ」のおためし版(再生期限は10日間)を無料で提供する(ダウンロードする際の通信料は別途必要)。帰宅支援マップは、指定した2点間(会社から自宅など)のルート付き地図をダウンロードできるサービス。

31日には、エフエム東京が運営する「3セグメント放送」を利用して「災害時ナビ」のマップデータを番組内で無料配信する。デジタルラジオ対応機種の利用者は、TOKYO FMデジタルラジオ701chで12時から13時まで放送する「Choppaya!」にて、東京・新宿付近および大阪・梅田付近の地域避難所マップデータをダウンロードできる。

そのほか、9月1日・2日に、東京・渋谷NHKホール前(代々木公園並木通りの特設会場)にて行われる「防災パーク2007」に出展する。「災害時ナビ」のタッチアンドトライのほか、「災害用伝言板」「インマルサットサービス」「イリジウム衛星携帯電話」「車載型基地局」、現在開発中の「災害情報収集システム」などKDDIの災害対策への取り組みを紹介する。