着実に進歩を続けるGNUのFlash Player「Gnash 0.8.1」が公開に

The Gnash Projectは29日(米国時間)、Gnashの最新版となる「Gnash0.8.1」を公開した。Gnash(GNU Flash Movie Player)はC++で開発されたFlash Playerである。スタンドアローンのFlash PlayerやWebブラウザのプラグイン、そのほか組み込み用のFlash Playerとしても利用できる。なお、プロダクトはGNU GENERAL PUBLIC LICENSE Version 2の下で公開されている。

Gnash 0.8.1は1つ前のバージョンである0.8.0 alphaの後にリリースされたプロダクトである。今回のバージョンアップでは、実行時メモリ使用量を軽減する新しいガベージコレクタの導入、X11におけるデバイスフォントサポートの追加、ダイナミックテキストフィールドのサポート、キーイベントハンドリングの改善、必要とされるGstreamerコーデックプラグインのオンデマンドインストールのサポート、KDE/AGGコンビネーションのサポート、より堅固なロバストパーサの導入、Flash Player検出機能の改善などが行われている。

今のところGnashがサポートしているのはSWF 7までの大半の処理と、SWF 8.5向けに用意されているActionScript 2クラスである。現在の最新版となるFlash 9およびActionScript 3のサポートは現在はまだ開発中の段階にある。サポートしているWebブラウザはFirefox、Mozilla、Konqueror、Opera。対応しているOSは各種Linux、FreeBSD, NetBSD, OpenBSDなど。

Gnashは依然として開発段階にあり、Adobeが提供しているFlash Playerの代替となるレベルのものではない。しかしながらAdobeが提供しているFlash Playerはライセンスの都合上、FLOSSプロダクトのようには扱えない。またサポートしているプラットフォーム以外では基本的には動作しないという不便さがある。

一方のGnashはFLOSSで実装されているFlash Playerとして興味深いものである。今後の開発にも要注目だ。



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