Arakhne.orgは28日(フランス時間)、AutoLaTeXの最新版となる「AutoLaTeX 4.0」を公開した。さらに翌29日(フランス時間)には、バグ修正とマイナー機能追加を実施したAutoLaTeX 4.1を公開している。

AutoLaTeXはPerl、Makefile、shスクリプトなどで開発されたLaTeX管理用ツールである。LaTeXプロジェクト向けのビルドスクリプトを自動的に生成し、ビルドやビュー、変換などの処理を自動化することを目的としている。

公開されたAutoLaTeX 4.0ではテンポラリファイルやxmi2pdf_xmi2svgおよびxmi2pdf_uml2svgの変換スクリプトが追加されたほか、同じタイプのファイルから2つのトランスレータがロードされた場合に衝突を検出するように変更されている。そのほか、xmi2pdfがxmi2pdf_umbrelloにリネームされている。さらに、いくつかのバグが修正されている。

AutoLaTeXを活用するとLaTeXドキュメントの管理が簡単になる。LaTeXを使っている場合には、こちらも調査してみるとよいだろう。