The Apache OpenJPAプロジェクトは29日(米国時間)、Apache OpenJPA 1.0.0を正式にリリースした。

Apache OpenJPAは、「JSR-220 Java Persistence API(JPA)」の実装。同プロジェクトは6月21日にApache Incubatorプロジェクトを卒業し、トップレベルのプロジェクトに昇格している。今回のリリースは、昇格後初の公式リリースとなる。

Apache OpenJPAは、米BEA Systemsによって2006年2月に寄贈された「BEA Kodo」のソースコードがベースとなっている。2007年4月30日にバージョン0.9.7においてSun MicrosystemsのTechnology Compatibility Kit(互換性テスト)に合格し、Java EE 5準拠のアプリケーションサーバであるApache Geronimoなどに利用されている。

今回のリリースでは、43ものバグフィックスが施されている。同プロダクトを利用しているユーザーは、早期のバージョンアップを検討されたい。