Google Gears 0.2登場 - 他ドメインのリソースが利用可能に

    白石俊平  [2007/08/30]

    29日、Google Gearsの新バージョン0.2がリリースされた。

    Google Gearsは、オフラインでも動作するWebアプリケーションを作成するために必要な、一連のJavaScript APIを提供するためのブラウザプラグイン。ユーザはプラグインを導入すれば、インターネットに接続していなくとも、Gearsに対応したサイトを利用することができる。

    対応プラットフォームは、Windows版Internet Explorer、Windows/Linux/Mac OS X上のFirefoxとなっている。

    Gearsが現在まで提供していた機能は以下の3つであり、GearsをインストールしたWebブラウザ上では、これらの機能をJavaScriptから取り扱うことができる。

    • ローカルサーバ - Webページをローカルにキャッシュし、オフラインでも閲覧するためのモジュール
    • データベース - 組み込みデータベース
    • ワーカプール - バックグラウンドで動作するJavaScriptプロセス

    今回追加された機能は次の通り。

    クロスオリジンAPIのサポート

    今まではセキュリティ上不可能であったが、他ドメインのリソースを利用できるようになった。もちろん無制限に利用できるわけではなく、利用される側の許可が必要。

    ワーカプールの改善

    • バックグラウンドで動作するJavaScriptコード内で発生したエラーを、ハンドリングするためのイベントハンドラが追加
    • 外部JavaScriptファイルを指定してワーカを作成することのできるAPI、createWorkerFromUrl()が追加

    新しいGearsモジュール

    • HttpRequest - Gears版XMLHttpRequest。通常の物とは違い、ワーカ内からも利用できる
    • Timer - こちらも、setTimeout()やsetInterval()をワーカ内で動作することを目的としたAPI

    今回のリリースは開発者向けリリースという扱いで、こちらのページからダウンロードを行うことができる。Gearsチームは、今回追加された新しいAPIについてのフィードバックを期待している。

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