電通とTBSは、CMを活用して環境問題を考える試み"GREEN FILM PROJECT'07"を立ち上げた。「一つの物語を通して、環境問題に真摯に向き合う姿勢を互いに確かめ合おう」をコンセプトに対談型のTVCMを制作。9月3日から14日の10日間、TBSにて放送する。CMのキャストにはタレントの土屋アンナを起用。全10パターンの作品がオンエアされる。

土屋アンナが、地球の気持ちを直接地球に聞いてみるというファンタジックな対談CM

「GREEN FILM PROJECT'07」は、2006年に放送された連続ドラマ型TVCM「GREEN FILM PROJECT」の第2弾。電通とTBSが、協賛会社、映像制作スタッフ、出演者を募り、10話連続のTVCM放送を軸として、視聴者に地球の未来や人類の明日を考えてもらおうというプロジェクトだ。CMでは、土屋アンナがCGで合成された木、オゾン層、雲、南極の氷などの自然界のゲストを迎え、対談していくという内容になっている。

ゲストがCGのため、撮影はほとんど一人芝居状態だったという土屋は「カタチのあるものはわかりやすいから信じるけど、見えないものの気持ちを想像するのは大切なこと」とコメント。また「環境問題って、大きく考えがち。となりの人も幸せにできないのに、地球を幸せにするなんてできっこない」と率直な感想を。CMは全10話あり、最終話で地球との付き合い方のヒントが1つ提示されるという。

映像ディレクターは、CorneliusのPVなどを手がける辻川幸一郎氏が担当した

同CMは9月3日~14日の期間で、毎日14:00、16:00の直前のほか、ランダムにOAされる。また、公式サイトでも視聴可能。

「GREEN FILM PROJECT'07」公式サイトイメージ