アシストは29日、日本CAおよび日本オラクルの3社共同で、サーバ・アクセス管理ツール「CA Access Control」とデータベースの管理者ユーザーを制限できるオプション製品「Oracle Database Vault」を組み合わせた「特権ユーザ管理/職務分掌ソリューション」を提供、あわせてプロモーション活動を行なうことを発表した。

日本CAと日本オラクルがそれぞれソフトウェアを提供、アシストがそれらを「特権ユーザ管理/職務分掌ソリューション」として販売し、導入にあたっての技術サポートを提供する。マーケティングやプロモーションは3社共同で行なう。

JSOX法対応の一環として、IT全般統制の根幹であり、監査対象としても重要な「アクセス管理」を迅速かつ手軽に導入するための支援策と位置づけられる。サーバ・アクセス管理ツールとデータベース・アクセス管理ツールを組み合わせることで、サーバOSおよびデータベースそれぞれのレベルで適切なアクセス管理を行なうことが可能となるという。なお、価格は別途問い合わせとなる。

なお、3社共同で展開する販促活動では、

  1. ホワイトペーパー「IT全般統制におけるアクセス管理: 権限の分類と特権ユーザー管理」の提供
  2. 「IT全般統制におけるアクセス管理」セミナーの開催

が予定されている。ホワイトペーパーは監査法人トーマツが監修したもの。

また、アシストでは関連するサービスとして、「CA Access Control特権ユーザ利用ログ取得 短期実装支援パック」および「Oracle Database Vault導入支援」も提供される。CA Access Control特権ユーザ利用ログ取得 短期実装支援パックは、サーバ1台あたり30万円で、事前ヒアリング実施から実装までの支援期間は2週間。Oracle Database Vault導入支援は、インスタンスあたり35万円で、支援期間は約4日間となる。