米Microsoftは8月25日 (現地時間)、ハッカーとのプロジェクトを題材としたブログ「hackers @ microsoft」をblogs.msdn.comに新設した。

Microsoftは著名な"ホワイトハット"ハッカーの雇用または契約を通じて、その力をセキュリティから開発、リサーチ、テスト、マネージメントに至るまで幅広い分野に活用している。ただし一般的にはハッカーに対する負のイメージが強く、これまでプロジェクトの内容を明かしてこなかった。

hackers @ microsoft新設のあいさつを兼ねた最初の書き込みによると、同社が採用しているハッカーは、Microsoftのスタッフが気づかなかったソフトウエアの弱点を見抜き、ソフトウエアの設計を熟知し、5~10年先のコンピューティングを鋭く分析する力を備えている。そのため「Microsoftにはハッカーがいることを認めると共に、その仕事や関与するプロジェクトを紹介すべき時期だと考えている」としている。