マイクロソフトは27日、ワイヤレスのキーボードとワイヤレスマウスをセットにした「Microsoft Wireless Optical Desktop 1000」を発表した。同製品は2005年4月に発売した「Wireless Optical Desktop 1000」の後継機種。光学式センサーの仕様が向上するほか、マウス操作で開いているファイルやアプリケーションをデスクトップ上に一覧表示する「インスタント ビューア」を搭載。価格は5,200円で、9月14日より販売を開始する。

新たに、OSがWindows Vista、Intelプロセッサを搭載するMacintoshの環境に対応。3ボタンワイヤレスマウスのデザインをリファインし、保障期間が2年から3年に延長した。また、マウスの光学式センサーのスキャン速度が6.000fps、解像度が1.000dpiと向上している。

マウス、キーボード共に27MHz無線方式を採用し、半径約1.8m以内であれば障害物のあるデスク上でも操作でき、電池の寿命は約6カ月となっている。

Microsoft Wireless Optical Desktop 1000

キーボードには、メッセンジャーやメール、インターネット、電卓などを素早く起動できるホットキーを装備する。メディアセンターを使用することで、音楽CDやビデオなどの音量調節などの操作もホットキーを押すだけで可能。また、「ヘルプ」「新規作成」「上書き保存」などメニューバーから実行する機能をワンプッシュで実行できる。

マウスは、左右どちらの手にもフィットする設計で、 2つのボタンの間に継ぎ目のないシームレス デザインを採用した。また、マウス操作で開いているファイルやアプリケーションをデスクトップ上に一覧表示する「インスタント ビューア」を搭載。ホイールを含めた3つのボタンには「戻る」「コピー」など頻繁に使用する機能の割り当てや、画面の任意の場所をクリックすることで指定した範囲を拡大表示でき、拡大した状態での操作が可能。なお、DirectXやOpenGLを使用したアプリケーション、メディアプレーヤーや透明化できるウィンドウでの動作には対応しない。

寸法と重量は、キーボードが約234(D)×約448(W)×約32(H)mmで約838g、マウスが約120(D)×約63(W)×約36(H)mmで約85g。