米Ken Crane'sは、ロサンゼルス西部地区において、松下電器産業(Panasonic)製のプラズマテレビ「ビエラ」の103V型モデルの展示販売を開始した。カリフォルニア州では初の販売拠点となり、US7万ドルの価格が設定されている。

103V型は50V型の4倍の液晶表示エリア!

103V型は、50V型の4倍の液晶表示エリアに相当する世界最大サイズのプラズマテレビとされるものの、画面の中央部から隅々にわたる高精細画質および高輝度を実現するフルHD(高品位映像)に対応している。103インチの超大画面は、ディスプレイ部のみでも約4,500平方インチ(約3平方メートル)となり、485ポンド(約220kg)の本体重量になっているという。

同社COO(最高執行責任者)のSteven Caldero氏は「103V型テレビは想像をはるかに絶する迫力である。現在市場にて一般家庭向けの入手も可能な、HDクオリティの画質を実現する最大級のシアターとなるだろう。当社がPanasonicに選ばれ、米西海岸で独占販売を行うことになったことを誇りに思う」とコメントした。

現在、米国内のプラズマテレビ市場において、Panasonicは圧倒的なトップシェアを確保しているとされ、103V型モデルの展示販売拡大により、さらなるブランド力のアップも目指されているようだ。