13日(米国時間)、Common UNIX Printing Systemの最新版となるCommon UNIX Printing System(以降、CUPS)1.3を公開した。CPUSはUNIXに類似したOSに対してポータブルな印刷レイヤを提供することを目的として開発が始まったプロジェクト。もともとEasy Software Productsのもとで開発されてきたが、7月11日(米国時間)、同プロジェクトはAppleによって買収された旨が発表されている。

今回公開されたCUPS 1.3は、CUPS初の1.3.x系安定板リリースと位置づけられている。以前のバージョンである1.2.12と比較して30を超える新機能や変更が実施されている。主な変更点はKerberos認証の追加、DNS-SD/Bonjour/Zeroconfサポートの追加、オンラインヘルプの改善、ローカライズドプリンタドライバの導入などだ。