FreeBSDセキュリティアラート3件報告 - 管理者は迅速な対応を

ニュース
トップ

FreeBSDセキュリティアラート3件報告 - 管理者は迅速な対応を

後藤大地  [2007/08/02]

The FreeBSD Project, the FreeBSD Security Officer and the Security Officer Teamは1日(協定世界時)、3件のFreeBSD Security Advisoryを報告した。うち1件は1月11日(協定世界時)に公開されたSAの修正版。サーバを運用している場合など、該当している場合には迅速に対応を実施されたい。

1.FreeBSD-SA-07:01.jail

  • トピック - Jail rc.dスクリプトにおける特権昇格の脆弱性
  • カテゴリ - core
  • モジュール - etc_rc.d
  • 公表日 - 2007-01-11
  • 影響範囲 - 5.3以降のすべてのFreeBSDリリース
  • 修正済み
    • 2007-01-11 18:16:58 UTC (RELENG_6, 6.2-STABLE)
    • 2007-01-11 18:17:24 UTC (RELENG62, 6.2-RELEASE)
    • 2007-01-11 18:18:08 UTC (RELENG61, 6.1-RELEASE-p12)
    • 2007-01-11 18:18:35 UTC (RELENG60, 6.0-RELEASE-p17)
    • 2007-08-01 20:47:13 UTC (RELENG_5, 5.5-STABLE)
    • 2007-08-01 20:48:19 UTC (RELENG55, 5.5-RELEASE-p15)
  • CVE-2007-0166

/etc/rc.d/jailスクリプトでは、jail環境の起動時やマウント時にログファイルやマウントポイントがシンボリックリンクかどうかのチェックを行っていなかった。このためいわゆる「シンボリックリンク攻撃」と呼ばれる問題があった。この脆弱性を利用されると、jail環境の外にあるホストのファイルに対して書き込みが実施される可能性がある。

この問題は1月11日(協定世界時)にFreeBSD-SA-07:01.jailとして公開されたが、5.5に対する修正に問題があったため、同問題を修正して再びFreeBSD-SA-07:01.jailとしてアナウンスが実施された。5.5-RELEASEのユーザは修正を実施するとともに、まだ対処していないユーザは対応を検討されたい。

2. FreeBSD-SA-07:06.tcpdump

  • トピック - tcpdump(1)におけるバッファオーバーフロー
  • カテゴリ - contrib
  • モジュール - tcpdump
  • 公表日 - 2007-08-01
  • クレジット - "mu-b"
  • 影響範囲 - サポートされているすべてのFreeBSD
  • 修正済み
    • 2007-08-01 20:42:48 UTC (RELENG_6, 6.2-STABLE)
    • 2007-08-01 20:44:58 UTC (RELENG62, 6.2-RELEASE-p7)
    • 2007-08-01 20:45:49 UTC (RELENG61, 6.1-RELEASE-p19)
    • 2007-08-01 20:47:13 UTC (RELENG_5, 5.5-STABLE)
    • 2007-08-01 20:48:19 UTC (RELENG55, 5.5-RELEASE-p15)
  • CVE-2007-3798

tcpdump(1)のBGPディスセクタコードにおいて返り値をチェックしていないことから整数オーバーフローが起こる可能性があることが発見された。この数値はバッファ管理操作に使われる数値だが、結果的にこの値を細工されると特定の条件下でバッファオーバーフローが発生する可能性がある。

同問題を一時的に回避する方法はない。パッチをあててtcpdump(1)をビルドし直すか、最新のセキュリティブランチへのアップグレードを実施されたい。

3.FreeBSD-SA-07:07.bind

  • トピック - named(8)における予測可能クエリID脆弱性
  • カテゴリ - contrib
  • モジュール - bind
  • 公表日 - 2007-08-01
  • クレジット - Amit Klein氏
  • 影響範囲 - 5.3以降のすべてのFreeBSDリリース
  • 修正済み
    • 2007-07-25 08:23:08 UTC (RELENG_6, 6.2-STABLE)
    • 2007-08-01 20:44:58 UTC (RELENG62, 6.2-RELEASE-p7)
    • 2007-08-01 20:45:49 UTC (RELENG61, 6.1-RELEASE-p19)
    • 2007-07-25 08:24:40 UTC (RELENG_5, 5.5-STABLE)
    • 2007-08-01 20:48:19 UTC (RELENG55, 5.5-RELEASE-p15)
  • CVE-2007-2926

再帰DNSサーバとして動作している状態や、NOTIFYリクエストをスレーブDNSサーバに送信している状態のnamed(8)は予測可能なクエリIDを使っている。このためクエリIDを見ることができる状況にある攻撃者は、予測したIDを使ってDNSキャッシュ汚染を実施できる可能性がある。

この問題も一時的に回避する方法はない。bindライブラリとnamedにパッチをあててそれぞれビルドし直すか、最新のセキュリティブランチへアップグレードを実施されたい。

関連したタグ

    マイナビニュースのセミナー情報

    オススメ記事

    マイナビニュースの集合特集

    関連記事

    関連サイト

    新着記事

    転職ノウハウ

    あなたの仕事適性診断
    あなたの仕事適性診断

    4つの診断で、自分の適性を見つめなおそう!

    Heroes File ~挑戦者たち~
    Heroes File ~挑戦者たち~

    働くこと・挑戦し続けることへの思いを綴ったインタビュー

    はじめての転職診断
    はじめての転職診断

    あなたにピッタリのアドバイスを読むことができます。

    転職Q&A
    転職Q&A

    転職に必要な情報が収集できます

    ドS美人面接官 vs モテたいエンジニア
    ドS美人面接官 vs モテたいエンジニア

    入室しようとしたら、マサカリ投げられちゃいました!?

    特別企画

    一覧

      人気記事

      一覧

      イチオシ記事

      新着記事

      特別企画

      一覧

        求人情報