ウィルコムは31日、機種変更する電話機の割賦販売「W-VALUE SELECT(ダブルバリューセレクト)」を、8月1日より新規契約時にも導入するとともに、対象となる機種を拡大すると発表した。

W-VALUE SELECTは、電話機の代金を分割払いにして初期負担額を抑えるとともに、月々の利用料金から一定金額を割り引くことで、長期的に使用する場合は新しい電話機をより安く手に入れられるようにするサービス。

これまでは、10カ月以上同じ電話機を継続使用した利用者が、「Advanced/W-ZERO3[es]」「WX320T」「WX320K」のいずれかに機種変更する際に適用可能だったが、今回のサービス改定で、従来の3機種に加えて「W-ZERO3」(WS003SH・WS004SH)、「W-ZERO3 [es]」(WS007SH)、データ通信カード「AX530IN」および「AX520N」が対象となり、機種変更だけでなく新規契約時にも利用できるようになる(「WX320T」「WX320K」は引き続き機種変更時のみ対象)。

W-VALUE SELECTでは、通常の機種変更に比べて電話機への支払金額は大きくなるが、利用料金が割引となることで、トータルの負担額を軽減するシステムとなっている。そのため、価格の高い電話機ほど月々の割引額も大きくなっており、W-ZERO3(WS003SH・WS004SH)の場合最大で月々2,100円引きとなる。各機種ごとの割引額などは同社サイトで案内されている。