29日(米国時間)、The Apache Commons ProjectのWebサイトが「http://commons.apache.org/」にて公開された。同サイトはこれまで「http://jakarta.apache.org/commons/」において公開されていたものであり、実質的にJakartaからの昇格扱いとなる。

ASFでは、Javaに関するコンポーネントやライブラリの開発に注力した「The Jakarta Commons Project」を推進してきた。Jakarta Commonsは、The Apache Jakarta Projectのサブプロジェクトという位置づけで、同プロジェクトの傘下には各種のライブラリ開発プロジェクトが用意されている。今回、「The Apache Commons Project」へ昇格となったことで、Commons単体でトップレベルプロジェクトという位置づけになった。Commonsにおいて重要なライブラリが提供されていること、多くのサブプロジェクトを抱えていることを考えると妥当な対処と言える。

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