日本IBMは26日、仮想化技術を活用して企業のストレージ環境を最適化する「ストレージ最適化および統合支援サービス」の提供を発表した。価格は個別見積だが、参考料金は約4,000万円から。同社の「IBM System Storage SANボリュームコントローラー」による仮想化機能を活用する。

同サービスは、全世界のIBMで培われたシステム構築の実績/経験を元に明確化された「サービス製品」の1つで、6つのメニューが明確化されている。メニュー化されたことで想定外の労力や時間を最小限に抑え、効率的にシステムを構築できるという。

6つのメニューは以下のように構成されている。

  • システム計画 現状のストレージ環境の調査。課題、優先順位の明確化
  • システム要件定義 ストレージ運用管理、データ配置、データの可用性およびデータ・バックアップ・リストアに関する要件の明確化
  • システム設計 「IBM SANボリュームコントローラー(SVC)」を活用した仮想化環境の設計およびデータ移行手順の設計
  • システム構築 デバイスの設定など
  • データ移行 データ移行環境の構築、手順書の作成、移行の支援。
  • システム動作確認