Linux Foundationは24日(米国時間)、Markus Rex氏を研究開発部門の最高責任者(CTO)に任命する人事を発表した。2008年末までの任期が完了後、氏はNovellに復帰する予定。

ドイツ出身のRex氏は、Novellに買収される以前のSUSE Linux AGでLinux関連業務を担当。Novell移籍後はSUSE Linux CTOのほか、同社Open Plarform Solutionsチームにおいて最高技術責任者を務めるなど、Linuxに精通した人物として知られる。Linux FoundationのCTO就任後は、Linux Standard Base(LSB)やOpen Printingなど、Linuxの標準化に関するプロジェクトへの関与が予想される。