米Oracleは23日(現地時間)、中堅から大規模の企業/組織を対象に通信サービスを提供するPAETECがOracleのSOAアプリケーション群を採用したと発表した。

契約にはOracleのITおよびコミュニケーション関連のエンド・ツー・エンドのアプリケーション群に加え、Oracle E-Business Suiteの新たなライセンス、Oracle Communications Service Fulfillment、Oracle Web Center Suite、Oracle SOA Suite、Oracle Identity Management、Oracle Fusion MiddlewareおよびOracle Databaseのさまざまなコンポーネント、などが含まれる。

PAETECのCIOのBob Moore氏は、「PAETECは成長を続けており、次世代のサービス要求に柔軟かつコスト効率の高い形で適応できるようなITおよび業務支援システム(OSS、Operations Support System)のインフラを必要としていた。PAETECがOracleを選んだのは、通信業界向けの実証済みのソリューションセットであること、Oracleの市場でのリーダーシップ、そして次世代へのIPサービスへの移行を効率的に実現してくれる点が理由となっている」とのコメントを寄せている。