Sony Europeは23日、ネットワークウォークマンの新シリーズ「NWD-B100」を発表した。容量は1GBと2GBの2種類、ボディカラーはホワイト/ブラック/バイオレットの3色。1GB/2GBモデルとも、FMチューナーを内蔵するタイプが用意される。

SonicStage/ATRACの呪縛から解き放たれた? 新ウォークマン「NWD-B100」シリーズ

NWD-B100シリーズでは、PC接続時におけるサウンドファイルの直接コピーに対応。従来はSonicStageなどの専用ソフトを利用しなければ転送できなかったが、ファイルブラウザからドラッグ&ドロップで転送することが可能になった。PCに接続するとHDD上のMP3およびWMAファイルを検索、自動的に転送するAuto Transfer機能も用意されている。正式にサポートされるOSはWindowdのみだが、Mac OS XやLinuxなどのOSでもポータブルオーディオとしての利用は可能と考えられる。

ストリーミング再生機能も搭載、USBで接続したオーディオ機器側でデコードすることにより、音質を劣化させることなく再生できる。対応するオーディオシステムには、DHC-AZ33DシリーズやCMT-U1BTなどのオーディオシステムが挙げられているが、日本で販売されている機種への対応については不明。

シリーズ全モデルとも重量は30g、サイズは25.0×88.5×14.1mm。3行表示のカラーLCDを搭載、240mAのリチウムイオンバッテリは、最長12時間の連続再生が可能(MP3/128kbps再生時)。6種類のプリセットが用意されたイコライザ機能や、内蔵マイクを利用したボイスレコーディング機能も用意されている。