バリオセキュア・ネットワークス(以下、バリオセキュア)は3日、メール送信形態の解析により高精度でスパムメールを自動遮断するASPサービス「Spam Protectionサービス」の販売を開始した。本サービスの提供は8月スタート予定。

「Spam Protectionサービス」は、メール本文のコンテンツフィルタと通信形態の挙動解析に基づく多重判定により、誤判定を最小限にとどめ、2007年4月時点での当社実績値で99%の遮断率を実現。迷惑メールの送信元に対して送信行為自体を抑制させる独自機能により、スパム数の増加も回避するというもの。

メールコンテンツでの判定に加え、送信元となるBotの特性に基づく判定を行う仕組みにより、言語環境に依存しない高精度なフィルタリングを実現。高精度な遮断を実現する判定方式に加え、メールの送信元に対して自動的に送信処理自体の挫折を促す独自機能を付帯することで、迷惑メール件数の増加を抑制している。

専用のハードウェアやソフトウェアが不要で、設定はMXレコードを変更するだけ。また、外部ゲートウェイ上で振り分けを行う仕組みにより、迷惑メールによるシステムリソースの負荷を軽減させる効果が見込まれる。

価格は、初期費用が5万2,500円。月額費用は50ユーザー1万500円から(50ユーザ以下も応相談)。