昭文社は30日より、自社の月刊旅行情報誌『たびえーる』(関東・首都圏版、定価300円)の創刊にともない、同誌と完全に連携した形での宿泊予約サービスを展開する。

たびえーるnetトップ画面

同誌は2006年6月、すでに東海版と関西版(以前までは毎月15日発売、定価250円、8月号より1日発売、定価300円へ変更)が創刊されているが、宿泊予約サービスにともない、リニューアルがなされた。3誌ともに新しくなった『たびえーる』では旬のおすすめ旅を提案するほか、毎月約400件の宿情報を紹介。掲載されている宿はすべて予約が可能だという。

同誌について広報担当の大川氏は、「広告掲載と違い、独自に厳選した宿を紹介するため、常に新鮮な情報を提供できるのが特長です」と語る。季節にあわせた旬のスポット紹介や食の楽しみ方をからめるといった、オリジナルプランも強化していくという。

宿泊予約の方法は、フリーダイヤルによる予約サービス「たびえーるコールセンター」で対応するほか、同誌で紹介している宿ごとに掲載しているQRコードより携帯電話でダイレクトに予約ができる。また「たびえーるnet」にて、より詳しい検索条件で予約することも可能だ。同ウェブサイトでは『たびえーる』に掲載された400件を含め、約5,000件の宿情報を提供する。また今後、契約施設を増やしていくという。

『たびえーる』関東・首都圏版

QRコードよりオリジナル宿泊プランを携帯で予約できる

現在、同誌(関東・首都圏版、東海版、関西版)のみが予約サービスに完全対応しているが、7月末からは同社刊行の『まっぷるマガジン 温泉&やど』や『まっぷるマガジン エリア版』シリーズなどにも順次、新サービスに対応していく予定としている。