ITコンサルティング会社のソピアと日本オラクルは28日、オラクルの中堅企業向け業務アプリケーション「JD Edwards EnterpriseOne」が、不動産事業社のトーセイの新会計システムに採用されることが決定したと発表。2007年7月より導入作業が開始され、2008年3月に稼動が開始される。
トーセイはこのほど、上場企業として、企業統治および内部統制構築への取り組みを強化し、特に日本版SOX法に代表される各種規制対応に向けた業務の見直し、強固な経営管理体制の構築の推進を目的に、従来より使用してきた会計システムを刷新することを決定。新しく採用するシステムに、オラクルの「JD Edwards EnterpriseOne」の会計機能を導入し、一般会計や、売掛管理、買掛管理の業務において活用する。
JD Edwards EnterpriseOneは、単一のIT環境下におけるオールインワン型のソリューションを求める中堅企業向けの製品群。必要なモジュール単位での導入や、ビジネスの進化に合わせたシステムの拡張、プログラミング不要のカスタマイズや変更が可能。初期投資を抑えた最小限のITリソースでの保守/運用や、短期導入が可能な点が特長だ。
トーセイの新会計システムへの採用にあたっては、同社の新システム構築の最優先課題である内部統制強化を実現するソリューションという点が重視された。JD Edwards EnterpriseOneは、その統合技術や拡張性、管理会計機能、入力作業、操作性のほか、WindowsやExcelとの親和性が評価され、導入の決定に至った。またJD Edwards EnterpriseOneが同社の中核事業である、不動産業界特有の賃貸管理物件ごとの収支を把握する機能を備えている点や、オラクルの業務アプリケーション製品が同業他社でも活用されている点も採用の大きな決め手となったという。
一方、ITによる企業価値の向上を支援するコンサルティングとITソリューションを手がけるソピアは、2006年10月からトーセイへの業務の見直しのコンサルティングを担当。新システムの導入作業も同社が行っている。新会計システムの稼動開始後は、計画的に子会社会計や連結決算、プロパティマネジメントや営業管理などの分野へもJD Edwards EnterpriseOneの適用範囲を拡大していく方針だ。
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