今度のSunbird / LightningはGoogle Calendarをサポート(画面はSunbird 0.5)

Mozilla Foundationは27日(米国時間)、カレンダー/スケジュールソフトの最新版「Sunbird 0.5」と「Lightning 0.5」をリリースした。単独のアプリケーションとして動作するSunbird 0.5は、WindowsとMac OS X、Linux(x86)で動作。Sunbird 0.5と同等の機能を持つLightning 0.5は、Thunderbird 1.5以降で動作するアドオンとして提供される。Sunbird / Lightningとも22種の言語をサポートするが、現時点では日本語版の配布は行われていない。

Sunbird 0.5では、カレンダー機能が強化。カレンダービュー時のユーザインタフェースが改善されたほか、「Provider for Google Calendar」アドオンの利用により、Google Calendarのデータが読み書き可能となった。Sunbird 0.2とMac OS XのiCal.app、Novell Evolutionに対応する移行ツールも用意された。動作の安定性向上とパフォーマンス強化など、基本機能の見直しも図られている。

Lightning 0.5は、Google CalendarへのアクセスなどSunbird 0.5と同等の機能に加え、Sunbird 0.5では未実装のカレンダー用プロトコル「iMIP」および「iTIP」経由でのイベント招待状の送信がサポートされた。会議出席依頼など、Microsoft Outlookのメール経由でのアポイントにも対応している。