エポック社は、新商品「野球盤メガスタジアム」と、オリジナル野球盤の受注製作を発表した。同社が1958年より発売を開始した「野球盤」は、シンプルながら野球の持つ熱い駆け引きが楽しめることで、現在までに1,000万台以上を発売してきたという商品。来年の50周年を前に、いまなお根強い人気を保っている。「野球盤メガスタジアム」は11月発売予定で、価格は10,479円。

最大の特徴は、なんといってもその大きさ。「野球盤」シリーズのなかでも、過去最大のものとなった。サイズは600(W)×600(D)mmとなっており、現在発売中のスタンダードな「野球盤DX」と比べても、約2倍のフィールド面積を誇る。これによってピッチャーからバッターまでの投球区間は18.44cmとなり、実際の投球区間(18.44m)の1/100のスケールを実現。

「野球盤メガスタジアム」のスタンドには立体的な2階建て構造が採用され、さらに迫力アップ!

また、ファンからの要望の多かったというフィールドの人工芝や、バッターボックスを使い分けることができる「スイッチバッター」のシステムも復活している。もちろん「野球盤」には欠かせない"消える魔球"や、球の投げ分けも可能だ。さらに、今回新たに搭載されたのが、キャッチャーからピッチャーへの返球がワンタッチで行えるシステム。これによりさらにスムーズに遊ぶことが可能となり、より試合そのものに集中できるようになった。

もうひとつの目玉として発表されたのが、野球盤50周年に向けて企画されたオリジナル受注パック。これまでにも企業・法人とのタイアップ野球盤は製作されてきたが、今回は従来の数千個単位から一気に小ロットとなる500個単位での製作を受け付けるとしている。

基本的な機能は「野球盤DX」(定価4,725円)と同じもので、野球場盤面・スコアボード・本体側面などのシール部分と、セットを収納する箱がオリジナルとなる。仮に500個を注文した場合、1セットあたりの価格は2,900円前後になるとのことだ。そのほかにも、オリジナルキャラクターの作成や細部の変更などもオプションとして対応。こちらの価格などについては、要相談となっている。

オリジナル野球盤のサンプル。企業名が入れば、まさしく自社球場

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