22日(米国時間)、GlassFishのブログにおいてOpenDMKがオープンソースソフトウェアとして公開されたことが発表された。OpenDMKはもともとJDMK (Java Dynamic Management Kit)として開発されてきたSun Microsystemsのプロダクト。最新版は5.1 path level 3で、すでにかなり枯れたプロダクトとみられている。今回オープンソースソフトウェアとして公開されたことで、関連プロジェクトにおける採用が促進されるとみられる。

Javaにおける監視や管理に活用されるテクノロジのひとつにJMXがある。J2SE 5.0からは同機能が同梱されている。JDMKはJMXを活用して開発されたプロダクトで、Federated MBean Servers、Agent Discovery、SNMPなどを通じて分散モデルを提供する。GlassFishではこれまでクラスタリング機能の実現にJDMK JARファイルを使っていたが、これがOpenDMKと置き換えられることになる。