JALホテルズは「ホテルJALシティ四谷 東京」の全客室(185室)を一新し、9月1日にリニューアルオープンする。同ホテルは、改装工事の実施に伴い、7月22日から8月31日まで全館の営業を休止。休業期間中も予約・問合せは受け付ける。

ホテルJALシティ四谷 東京は、地下鉄丸の内線「四谷三丁目」駅より徒歩1分の新宿通り沿いに、1997年2月に開業。レストラン1カ所、宴会場、会議室、ビジネスセンターを有する。開業10周年を機に、客室、ロビー、宴会場等の大掛かりな改装を実施するという。

今回の改装は「アーバン・ナチュラル・ライフ」をキーワードに、客室は木の質感を活かした落ち着きのあるデザインにまとめ、都会で働くビジネスパーソンが寛げる空間を提案するというもの。シックで落ち着いた茶系の色調と明るく穏やかなベージュ系の色調を同ホテルのカラーとし、階ごとに茶とベージュの色調を配置する予定だ。

改装後の客室例

改装後の客室は、色使いや素材感にスマートかつスタイリッシュなデザインが施されるほか、特にビジネス利用時の利便性を追求し、高速LAN回線の完備、デスク・チェア機能の向上、書類や小物の収納スペース確保や新たな照明器具の設置などが行われる。また、全室に薄型液晶テレビを導入し、寝具にはデュベ(高級羽根布団)を採用する。

JALホテルズは、2007年4月1日に『ホテル日航ノースランド帯広』(171室)、同年4月11日に中国天津市に『ホテル・ニッコー天津』(373室)、5月15日にはアラブ首長国連邦のフジャイラに5つ星のリゾートホテル 『ホテルJALフジャイラ・リゾート&スパ』(257室)を開業した。今後は、2008年秋に『ホテルJALタワー・ドバイ』(478室)、2009年に『ホテルJALバーレーン・リゾート&スパ』(300室)の開業を予定している。