ニスモ、3.8Lエンジン搭載「フェアレディZ Version NISMO Type 380RS」発売

    西尾淳  [2007/06/28]

    ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(ニスモ)は、「フェアレディZ Version NISMO」に300基限定生産の専用3.8L(リッター)チューニングエンジンを搭載した「フェアレディZ Version NISMO Type 380RS」を発売した。価格は539万7,000円。

    フェアレディZ Version NISMO Type 380RS

    フェアレディZ Version NISMO Type 380RSは、日産車をベースにレース・ラリー車両の設計・開発を行なっている「ニスモ」と「オーテックジャパン」が共同開発した「Version NISMO」に、専用の3.8Lエンジンを搭載したモデル。登録については、持込み登録が必要となる改造自動車扱いになる。

    搭載するエンジンはプロダクションレース用にニスモが開発した「VQ35HR」をデチューンしたもの。レーシングエンジンの排気量をそのままに、インテークマ二ホールドやエキゾーストをはじめ、空燃比や点火時期、VTCなどを公道仕様として最適化している。シャシー、エクステリア、インテリアなどは従来の「Version NISMO」と同一だが、ステアリングホイール、シフトノブ、パーキングブレーキレバーに専用のレッド系本革製品を採用した。また、リアパネルに「RSエンブレム」を装着し、「Version NISMO」との差異を明確にしている。

    エンジンはV型6気筒3,798cc。最大出力は257kW(350PS)/7,200rpm、最大トルク397Nm(40.5kgm)/4,800rpm。フリクション低減のためアルミ鍛造ピストンを使用。ピストンスカートも短く設計している。コンロッドには高強度の材質を採用した。高強度のクランクシャフトによりロングストローク化。標準エンジンに比べ7mmストロークアップ(88.4mm)している。

    ベースの「フェアレディZ Version NISMO」は2007年1月に発売されたモデルで、ボディ剛性を見直し、ハイグリップタイヤの装着や専用サスペンションなどによりスポーティなハンドリングを実現。エクステリアはSUPER GTレース車両から得られた空力データをベースにしたフォルムで、効果的なダウンフォースの発生も考慮されている。

    フェアレディZ Version NISMO Type 380RS

    搭載される「VQ35HR」エンジン

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