19日(米国時間)、高性能で拡張性にすぐれたGlassFish Webサービススタックを提供するプロジェクト「Project Metro」の発足が発表された。

これまでGlassFishをベースとしたスタックプロダクトとしては「The GlassFish Web Services Stack」が提供されてきた。主な構成コンポーネントはJAX-WS RI、Project Tangoおよびそのほか細かいコンポーネントだ。GlassFishアプリケーションサーバで動作することはもちろん、Apache TomcatやJetty、そのほか商用のアプリケーションサーバとも親和性が高く、定評があった。

「Project Metro」は、そのThe GlassFish Web Services Stackの別名になる。同スタックに価値があることから、より扱いやすいように別途プロジェクトとして命名されたもの。従来の名称であるJAX-WS RIやProject Tangoも引き続き使われるが、「Project Metro」の名称を全面に押し出していくということだ。