人脈作りもネットから - 韓国会社員の約6割が「デジタル人脈」ありと回答

    佐々木朋美  [2007/06/21]

    就職情報サイトの「saramin」は、全国の会社員1,344人を対象に、デジタル人脈に対する設問調査を行ったところ、会社員の約6割が「デジタル人脈」を持っていることが明らかになった。

    デジタル人脈とは、インターネット上の活動を通して形成される人脈のことを指す。一例を挙げれば、インターネットの同好会や掲示板などを通して、別の業種の人と知り合いになったりする場合がこれに該当する。

    今回の調査ではこのデジタル人脈が「ある」と答えた人が59.2%に達し、6割近い人がデジタル人脈を持っていることが明らかになった。「ある」と答えた人を性別で見ると女性は45.2%、男性は38.1%と、女性のほうが比較的活発に活動している様子が浮かび上がる。

    デジタル人脈を作る場としては「趣味の同好会(運動や音楽など)」が59.1%、「個人人脈(ミニホームページなど)」が47.3%となっている。とくに職業とは関係のないテーマのコミュニティや個人的なサービスから、デジタル人脈が芽生えていく傾向が強いようだ。

    デジタル人脈を作る場(複数回答可)

    こうしたデジタル人脈を作ることに対し、86.8%が肯定的に考えているという。その理由としては「多様な人脈を結ぶことができるため」(35%)、「時間や空間に制約を受けないため」(21.4%)、「求めている情報を素早く手に入れられるため」(15.7%)、「直接会うよりも楽に会話できるため」(9.9%)といった内容が挙げられている。

    韓国社会では人脈が重要視される傾向が比較的強い。しかしソウルのような都会にいて、異業種の人と知り合い、幅広い人間関係を持つことはそう簡単ではない。したがってインターネット上の同好会などを活用する人は会社員にも相当数存在する。

    たとえば同好会サービスが充実していることで有名なポータルサイト「Daum」には、スポーツから音楽、ペット、地域情報、アニメ、経営、財テクまで、ありとあらゆるジャンルの同好会が開設されている。ここに入って活動に加われば、学生から会社員までさまざまな立場の人と知り合いになれるというわけだ。同好会内では必ずしも専門や仕事の話だけが交わされるわけではなく、共通の趣味で盛り上がる様子も見られる。利害関係のない仕事以外の人と知り合いになって、ほっとひと息つける空間ともなっているようだ。

    関連サイト

    新着記事

    特設サイトの情報

      人気記事

      一覧

      イチオシ記事

      新着記事

      特別企画

      マイナビニュースマガジン