Googleのアクセス解析サービス「Google Analytics」の新バージョンが正式リリースされた。

Google Analyticsは、米Googleがアクセス解析サービス「Urchinオンデマンド」を提供していた、Urchin Softwareを2005年3月に買収し、その後、Googleのサービスとして無償で提供が開始された。今回のリリースに伴い、旧バージョンは7月18日に削除される。

新バージョンでは、レポート結果の表示を従来の100位から500位までに拡大。また、Google Analyticsのレポート画面からクリック操作で外部のページに移動できる機能が追加され、オプションで時間単位での解析も可能だ。さらに、各レポートは異なるネット環境から参照でき、Google AdWordsアカウントとGoogle Analyticsの統合も容易だ。

また、RSS管理サービスのFeedBurnerを買収したGoogleは、RSSフィード向けのアクセス解析ツールの提供を今月はじめにも開始する予定だ。ただし、FeedBurnerがGoogle Analyticsに統合されるかなどの詳細は明らかにされていない。