地上波DMBにWiBro端末からメッセージ送信 - 韓国KTが双方向サービス開始

韓国の通信会社KTは地上波DMB放送局のU1メディアと提携し、WiBroと地上波DMBとの双方向サービスを15日から開始する。地上波DMBは、日本で言うワンセグ放送で、U1メディアは地上波DMB放送のために誕生した放送局だ。

今回のサービスは、地上波DMBとWiBroの連携により、地上波DMBの番組にリアルタイムでメッセージを送信し表示させるものだ。このサービスを利用するには、地上波DMB受信機能を搭載しているWiBro専用端末、およびUSB端子のついたWiBro専用モデムなどのWiBro対応端末が必要となる。

対応する番組は、娯楽放送の「U1 SHOW Dosirak」。この番組では画面左下に「放送参加」メニューが表示され、視聴者はメニューを選択して番組にメッセージを送信する。

メッセージがWiBro網を通じて送信されると、放送画面の下にメッセージ内容がすぐに表示され、リアルタイムでの番組参加が可能となる。番組内容に意見を出したり投票したり、抽選に参加することが可能だ。

類似したサービスとしては、これまで電話によるメッセージ投稿などがあった。しかし、WiBro網を利用するというのは韓国でも初めての試みとなる。KTではこれにより「WiBro端末さえあれば、誰でも簡単に番組参加できる」と述べている。WiBroを単体で利用するのではなく、地上波DMBとの組み合わせで利用することで、ユーザー層をいっそう広げたい考えのようだ。

また、KTでは最近、小型のWiBroモデムを販売している。3月から販売されいているWiBro専用端末も地上波DMBに対応しており、今回のような新しいサービスが拡大すれば、こうした端末の購入を促すことにもなりそうだ。

WiBroに対応したスマートフォン「SPH-M8100」。地上波DMBの受信が可能なほか、Bluetoothや200万画素のカメラを搭載するなど多機能だ

KTが6月に発表したWiBro専用小型モデム2種。向かって左側の黒い方が地上波DMBの受信に対応している

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