ターボリナックスは6月22日、携帯Linux端末「wizpy」(ウィズピー)と、Linux OS「KNOPPIX Edu6」を組み合わせた新製品「wizpy KNOPPIX Edu6 Edition」を発売する。これにさきがけ、「Turbolinuxオンラインショップ」では6月5日から予約受付を開始している。内蔵フラッシュメモリ4GBモデルのみで、価格は37,800円。

KNOPPIX Edu6は、学習・教育用途向けのKNOPPIX。多くの教育機関で採用されているOSだ。今回、wizpy標準搭載のTurbolinux OSと、プログラミングやデータベースなどの技術演習環境を実現するKNOPPIX Edu6とのデュアルブートを可能にした。KNOPPIX Edu6上では、Linuxの学習を行ったり、ネット上にある音声や動画の教材を取り込むなど、wizpy単体で移動中にも学習できるようになっている。

初回出荷は2000台限定。カラーはソリッドホワイトで、背面には「wizpy KNOPPIX Edu6 Edition」のロゴ入り。操作ボタンのフレームはロゴと同じグリーンが採用されている。

すでに日本電子専門学校と関西大学のゼミにおいて導入決定済みで、教育機関向け端末として10台などのまとまった台数での販売も行われる。「wizpy KNOPPIX Edu6 Edition 10 アカデミックボリュームディスカウント」は10台セットのバージョンで、価格が338,000円。50台セットの「wizpy KNOPPIX Edu6 Edition 50 アカデミックボリュームディスカウント」は1,606,500円。このボリュームディスカウントへの追加パックは、1台33,800円になる。

PC側の動作環境はCPUがIntel Celeron 700MHz相当以上、メモリが256MB以上(512MB以上を推奨)、ビデオカードがVGA以上となっている。またUSB 2.0ポートを搭載し、USBやCDからのブートが可能なことが必須となる。

東京・大阪で6月に開催されるNew Education ExpoのTurbolinuxブースでデモンストレーションを展開。東京は6月7日~9日に東京ファッションタウンで、大阪は6月20日~21日に大阪マーチャンダイズ・マートで開催する。