東芝、紙パック一杯まで吸引力を維持「タイフーン分離ロボ」搭載クリーナー

    村田修  [2007/05/31]

    東芝は紙パック式クリーナー「VC-20TP」「VC-10TP」を発表した。発売は6月16日で、オープンプライス。推定市場価格はVC-20TPが6万円前後、VC-10TPが5円前後。

    VC-20TP/10TPは、同社の紙パック式のクリーナーとしては最上機となるモデル。従来の紙パック式クリーナーでは、フィルターの役割を果たす紙パックが、使用しているうちに、次第に目詰まりしてきて、吸引力が低下するという問題があった。先日同社より発表されたVC-PW7D/7Eでは、吸気からは域への風の通り道を、紙パックの背面だけでなく、上面を通るものも用意することで、紙パックにゴミがたまってきても、吸引力を持続するという工夫がなされていた。しかし、この方法でも、細かな塵が目詰まりを起こすという問題に対しては解決にはなっていなかった。

    タイフーン式と紙パック式のメリットを併せ持つ「VC-20TP」

    今回は発表されたVC-TP20/TP10では、2種類の風路を設けることは同じだが、ホースの取り付け位置と形状を工夫することで、大きなゴミは紙パック側へ導かれ、細かな塵は、新しい風路に設けられたフィルターに導かれる。このフィルターには「目詰まりクリアロボ」機構が搭載されており、本体の電源をオフにする度に自動でクリーニングが行われ、付着していた塵は、紙パックに回収される(VC-20TPのみ)。このシステムの採用により、紙パックの中が一杯になるまで、吸引力は低下しない。同社では、この仕組み全体を総称して「タイフーン分離ロボ」と呼んでいるが、タイフーン式と紙パック式のメリットを併せ持つ新しいスタイルだと言えるだろう。

    新風路からの排気は、ゼオライト脱臭フィルターを経由することで、不快な臭いが除去される。また、クリーナー内部後方で紙パックからの排気と新風路からの排気が一緒になり、ヘパクリーンフィルター、アレルゲットフィルターなどを通過することで、アレル物質などの除去が行われる。本体上面に設けられた排気口にもゼオライト脱臭フィルターが装備されており、ここでも臭いが取り除かれる仕組みだ。

    また、VC-20TP/10TPには、紙パックが一杯になると、光と音で知らせる機能を搭載している。紙パックはハンドル一体型のフォルダーに取り付けられており、フォルダ─のボタンをワンプッシュするだけで、手を汚さずに捨てることが可能だ。

    搭載されているヘッドは、VC-20TPが「快走コンパクトパワーヘッド」、VC-10TPが「コンパクトパワーヘッド」。VC-20TPには、先端にLEDが取り付けられており、好き間や家具の下などの掃除に便利な「ピカッとどこでもブラシ」も付属する。

    主な仕様
    型名VC-20TPVC-10TP
    吸い込み仕事率(新基準)450W
    消費電力1000W
    本体サイズ長さ350mm×幅250mm×高さ220mm
    本体質量4.1kg
    フィルターゼオライト脱臭フィルター/アレルゲットフィルター/ヘパクリーンフィル ター/光触媒抗菌フィルターゼオライト脱臭フィルター/アレルゲットフィルター/ヘパクリーン フィルター

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